会長 挨拶

小林芳文
小林芳文 博士       

健康と幸福、笑顔を支える新しい風

〜ムーブメント教育・療法〜

 米国のM . Frostigのムーブメント教育が日本に紹介されて、ほぼ30年になります。 その間、ドイツのE . Kiphard、スイスのS . Naville、そして、我が国の教育、医療関係者らの協力で、 日本独自のムーブメント教育・療法が開花しました。子どもの健康と幸福感の達成を中心ゴールとする ムーブメント教育・療法は、障害のある子どもの教育や療育に最も利益を与えてきました。 そして、今日、特別支援教育での自立活動はもとより、小学校・中学校での新しい体育、家族支援活動、 保育、療育プログラム、ニューリハビリテーションとしてのシルバームーブメントなど、様々な実践の場で 、強く必要とされる時代になりました。

 ムーブメント教育・療法は、様々な遊具や音楽、プールやトランポリン、パラシュートなど、 動的な環境を取り込んだアプローチであるが故に、遊びの要素を含んだ楽しい環境を使いながら、 自発性と人間の尊厳を大切にする全包囲的な活動で、そこに参加するすべての人々の笑顔と優しさを支える、 まさに現代の文化や社会にマッチした教育・療法であるといえましょう。

 1991年に設立された日本ムーブメント教育協会は、ムーブメント教育・療法の研究と実践、 そして、認定ムーブメント教育・療法、初級・中級・上級指導者養成に取り組みながら、1998年には 日本ムーブメント教育・療法協会と改名、2006年3月、特定非営利活動法人を取得しました。 この協会が、我が国のムーブメント教育・療法の拠点として発展していくことを祈念しています。

 

特定非営利活動法人 日本ムーブメント教育・療法協会会長
国際ムーブメント教育・療法学術研究センター所長
小林 芳文


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